浴室リフォームの工期と流れを完全解説！現地調査から完工までの全ステップ

「お風呂のリフォームって、どれくらいの日数がかかるの？」「工事中はお風呂に入れないの？」
浴室リフォームを検討し始めると、費用だけでなく、工事期間や当日の流れについても不安になるものです。特に、住みながらのリフォームでは、日常生活への影響を最小限に抑えたいと考えるのが当然でしょう。

この記事では、浴室リフォームの一般的な工期と、現地調査から完工までの具体的な流れを、ステップごとに分かりやすく解説します。工事中の生活への影響や、工期が延びてしまうケースについても触れていますので、リフォーム計画の参考にしてください。

浴室リフォームの工期目安は？工法別の違い

浴室リフォームの工期は、現在の浴室のタイプと、新しく設置する浴室のタイプによって大きく異なります。一般的には、以下の3つのパターンに分けられます。

最近の主流である「ユニットバスからユニットバスへの交換」であれば、最短2日で完了することもあります。ただし、これはあくまで工事期間のみの目安であり、事前の現地調査や契約手続きを含めると、トータルで1ヶ月程度は見ておいた方が良いでしょう。

リフォームの流れ：現地調査から完工まで

それでは、実際にリフォームを依頼してから工事が完了するまでの流れを、ステップごとに見ていきましょう。

Step 1: 現地調査と見積もり依頼

まずはリフォーム会社に問い合わせ、現地調査を依頼します。専門スタッフが自宅を訪問し、浴室のサイズ、配管の状況、搬入経路などを詳細に確認します。
この際、要望や予算をしっかりと伝えることが重要です。「手すりを付けたい」「掃除しやすい床にしたい」など、具体的な希望を伝えましょう。

Step 2: プラン提案と契約

現地調査の結果に基づき、リフォーム会社からプランと見積もりが提示されます。内容をよく確認し、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。納得できれば契約を結びます。

Step 3: 近隣への挨拶

工事中は騒音や工事車両の出入りが発生するため、着工前に近隣住民への挨拶を行います。マンションの場合は管理組合への届け出も必要です。多くのリフォーム会社が代行してくれますが、自分でも一言挨拶しておくとトラブル防止になります。

Step 4: 解体・撤去工事（1日目〜）

いよいよ工事開始です。まずは既存の浴槽、壁、床などを解体し、撤去します。この作業は騒音やホコリが出やすいため、養生をしっかりと行います。

Step 5: 基礎工事・配管工事

新しいユニットバスを設置するための土台作り（コンクリート打ちなど）や、給排水管、電気配線の工事を行います。在来工法からのリフォームの場合、この工程に時間がかかることがあります。

Step 6: ユニットバスの搬入・組立（〜最終日）

新しいユニットバスの部材を搬入し、組み立てていきます。壁パネル、浴槽、天井、床などを順番に設置し、最後に水栓や照明などの器具を取り付けます。

Step 7: 完工・引き渡し

工事が完了したら、試運転を行い、水漏れや不具合がないかを確認します。問題なければ、使い方の説明を受けて引き渡しとなります。この日から新しいお風呂に入ることができます！

工期が延びてしまうケースとは？

予定通りに工事が進まないこともあります。工期が延びる主な原因を知っておきましょう。

• シロアリ被害や腐食の発見: 解体後に土台の腐食やシロアリ被害が見つかった場合、補修工事が必要になり、工期が数日延びることがあります。
• 商品納期の遅れ: 特注品や人気商品の場合、メーカーの生産状況によっては納品が遅れることがあります。
• マンションの規約: マンションによっては、工事可能な時間帯や曜日が厳しく制限されている場合があり、その分工期が長くなることがあります。

これらのリスクを避けるためにも、事前の現地調査をしっかりと行い、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

まとめ

浴室リフォームの工期は、ユニットバス交換なら2〜4日、在来工法からの変更なら4〜7日が目安です。現地調査から完工までの流れを把握し、事前準備をしっかり行うことで、スムーズなリフォームが実現します。

信頼できるリフォーム会社を選び、快適なバスタイムを手に入れましょう！