【自分でもできる】ウォッシュレットの交換方法と必要な工具まとめ
「ウォッシュレットが古くなったから買い替えたいけれど、業者に頼むと工賃が高い…」「自分で交換できるなら、その分いい機種を選びたい」と考えていませんか?
実は、ウォッシュレットの交換は、基本的な工具さえあれば初心者でも30分〜1時間程度で完了できる比較的簡単な作業です。業者に依頼すると1万円〜2万円ほどかかる設置費用を、自分の手で節約することが可能です。
この記事では、元メーカー修理エンジニアの視点から、DIYでウォッシュレットを交換するための準備物、具体的な手順、そして失敗しないための注意点をステップ・バイ・ステップで分かりやすく解説します。
交換前にチェック!DIYで設置できる条件
作業を始める前に、まずはご自宅のトイレがDIYで交換可能な環境かどうかを確認しましょう。以下の条件を満たしていれば、特殊な工事なしで交換が可能です。
- トイレ内にコンセントがある: ウォッシュレットは家電ですので、電源が必要です。
- 止水栓が操作できる: 水を止めるための止水栓が壁や床にあり、固着していないことが条件です。
- タンク付きトイレである: 一般的なタンク付きトイレであれば、ほとんどの市販モデルが適合します。
もし、止水栓が固くて回らない、あるいは水が止まらないといったトラブルが起きている場合は、無理に作業を進めると大きな水漏れ事故に繋がります。そのような緊急事態の対処法については、あわせて確認しておくと安心です。
あわせて読みたい:ウォッシュレットが暴走して止まらない!今すぐ水を止める3ステップと10年寿命の真実
準備するもの:必要な工具と部材リスト
DIY交換に必要なものは、ホームセンターやネット通販で簡単に揃えられるものばかりです。
1. 必須の工具
- モンキーレンチ: 給水管のナットを締めたり緩めたりするのに使います。
- プラスドライバー: ベースプレート(本体を固定する板)のネジ締めに使います。
- マイナスドライバー: 止水栓を閉める際に使用します。
2. あると便利なもの
- バケツと雑巾: 配管を外す際、管の中に残っている水が必ずこぼれます。床を濡らさないために必須です。
- 古い歯ブラシ: 止水栓周りの掃除に使います。
【Step-by-Step】ウォッシュレット交換の具体的な手順
それでは、具体的な交換手順を解説します。このセクションでは、安全かつ確実に作業を進めるための流れをまとめました。
Step1: 止水栓を閉めて電源を抜く
まずは作業中に水が噴き出さないよう、止水栓を右に回して完全に閉めます。その後、古い本体の電源プラグを抜き、アース線も外しておきましょう。
Step2: 古いウォッシュレットを取り外す
本体横のリリースボタンを押しながら手前に引くと、本体が外れます。便器に残ったベースプレートもプラスドライバーで取り外します。この際、便器の汚れを掃除しておくと、新しい本体を気持ちよく設置できます。
Step3: 分岐金具を取り付ける
止水栓とタンクを繋いでいる給水管を外し、付属の「分岐金具」を割り込ませます。パッキンの入れ忘れは水漏れの最大の原因ですので、必ず確認してください。
Step4: 新しい本体を設置する
新しいベースプレートを便器に固定し、本体を「カチッ」と音がするまでスライドさせて差し込みます。最後に給水ホースを分岐金具に接続すれば、物理的な設置は完了です。
Step5: 試運転と水漏れ確認
止水栓をゆっくり開き、接続部から水が漏れていないか数分間チェックします。問題なければ電源を入れ、ノズルから水が出ることを確認して終了です。
失敗しないための注意点と水漏れ確認
DIYで最も多い失敗は、やはり「水漏れ」です。特に以下のポイントを徹底してください。
- パッキンは新品を使う: 以前のものを使い回すと、目に見えない劣化から水が漏れます。必ず付属の新品を使用しましょう。
- ナットは垂直に締める: 斜めに入ったまま無理に締めると、ネジ山が潰れて修復不能になります。最初は手で回し、最後だけレンチで締め上げるのがコツです。
もし、自分で作業をしていて「配管が合わない」「水が止まらない」と少しでも不安を感じたら、無理をせずプロに相談することも立派なリスク管理です。
FAQ:よくある質問
Q. 賃貸物件でも勝手に交換して大丈夫ですか?
A. 基本的には可能ですが、退去時に「原状回復(元の状態に戻すこと)」が求められます。取り外した古い便座と部品は、捨てずに必ず保管しておきましょう。
Q. 海外製の便器にも取り付けられますか?
A. 海外製や特殊な形状の便器(ワンピース型など)には、市販のウォッシュレットが適合しない場合があります。購入前に必ずメーカーの適合表を確認してください。
Q. 自分で交換すると保証はどうなりますか?
A. 製品自体のメーカー保証は有効ですが、取り付けミスによる水漏れ被害などは自己責任となります。不安な場合は、保証付きの設置業者に依頼するのが無難です。
まとめ:自分で交換して安く快適なトイレへ
ウォッシュレットの交換は、手順さえ守れば決して難しい作業ではありません。自分で交換することで、浮いた工賃をワンランク上の機種代に充てることもできます。
「自分にもできそう」と思えたら、ぜひチャレンジしてみてください。新しいウォッシュレットで、毎日のトイレタイムがより快適になるはずです。
[参考文献リスト]
- ウォッシュレットの取り付け・取り外し方法 – TOTO株式会社
- シャワートイレの設置手順ガイド – LIXIL株式会社


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