川崎市の漏水減免制度とは?申請方法や条件、中原区など区別の窓口を徹底解説

水のトラブル

川崎市の漏水減免制度とは?申請方法や条件、中原区など区別の窓口を徹底解説

ポストに入っていた検針票の「ご使用量のお知らせ」を見て、思わず目を疑うような金額に絶句していませんか?「普段は数千円なのに、なぜか3万円も請求が来ている」「備考欄に『漏水の疑い』というスタンプが押されている」……。

予期せぬ高額請求を前に、パニックになるのも無理はありません。しかし、安心してください。川崎市には、善良な管理をしていても防げなかった漏水に対して、水道料金の一部を免除する「川崎市の漏水減免制度」が用意されています。

ただし、川崎市の漏水減免制度を利用するには「絶対に外してはいけない条件」と「正しい申請の手順」があります。やり方を一歩間違えると、せっかく修理をしても1円も戻ってこないという最悪の事態になりかねません。

この記事では、川崎市密着で15年、数多くの漏水申請をサポートしてきた私の経験から、あなたが損をせずに水道代を取り戻すための最短ルートを具体的に解説します。

この記事を書いた人
  • お助け隊長ケン

    かつての苦いトラブル経験を原点に、水回りやガラスの修理から害虫駆除まで、暮らしのあらゆるSOSを徹底調査。優良業者選びの専門家として、あなたが「最適な一手」を見つけるための羅針盤となる情報だけを、中立的な視点でお届けします。


川崎市で水道代が安くなる「漏水減免制度」の適用条件とは?

「なぜこんなに高いのか?」という不安で胸がいっぱいかと思いますが、まずは落ち着いて、あなたのケースが減免の対象になるかを確認しましょう。

川崎市の漏水減免制度は、一言で言えば「普通に生活していては気づけない場所での漏水」を救済するためのものです。

具体的には、以下のようなケースが対象となります。

  • 地下(埋設管)からの漏水: 庭の土の下や、家の基礎の下でパイプが割れている場合。
  • 壁の中や床下での漏水: 壁の内部を通っている配管から水が漏れている場合。

一方で、残念ながら以下のような「発見が容易な場所」での漏水は、原則として対象外です。

  • 蛇口の閉め忘れや、パッキンの劣化によるポタポタ。
  • 露出している配管(目に見える場所)からの漏水。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 「どこから漏れているか分からないけれど、検針員さんに指摘された」という状況なら、高確率で減免の対象になります。

なぜなら、川崎市の漏水減免制度は「注意していても防げない不可抗力」を救済するためのものだからです。逆に、目に見える場所の漏水を放置していた場合は「管理不足」とみなされてしまいます。まずは「見えない場所かどうか」をプロに診断してもらうことが第一歩です。

【重要】川崎市指定の業者以外はNG!損をしない修理業者の選び方

ここが最も重要なポイントです。川崎市で漏水減免を受けるには、必ず「川崎市指定給水装置工事事業者」に修理を依頼しなければなりません。

なぜなら、減免申請には修理を行った業者が発行する「修繕証明書」の添付が必須であり、この証明書を発行できるのは、市が認可した「指定業者」だけだからです。

最近、ネット広告で「地域最安値」「出張費無料」と謳う格安業者が増えていますが、中には川崎市の指定を受けていない非指定業者が混ざっています。こうした非指定業者に修理を頼んでしまうと、たとえ水漏れが直ったとしても、市役所は申請を一切受け付けてくれません。

中原区ならここ!川崎市の漏水減免申請の全手順と提出先リスト

業者が決まり、修理が終わったら、いよいよ申請です。川崎市では、お住まいの区によって書類の提出先(サービスセンター)が異なります。

例えば、中原区にお住まいの方の管轄は「中部サービスセンター」です。 南部や北部のセンターに出しても二度手間になってしまうので注意してください。

申請の4ステップ

  1. 指定業者による修理: 修理後、必ず「修繕証明書」を受け取ってください。
  2. 申請書の記入: 「漏水減免申請書」に必要事項を記入します。
  3. 書類の提出: 修理完了から速やかに(目安として1ヶ月以内)、管轄のサービスセンターへ郵送または持参します。
  4. 減免の決定: 審査後、次回の請求で相殺されるか、還付されます。

川崎市 サービスセンター管轄一覧(提出先)

管轄センター 担当する区 所在地(目安)
南部サービスセンター 川崎区、幸区 川崎区砂子
中部サービスセンター 中原区、高津区、宮前区 高津区溝口
北部サービスセンター 多摩区、麻生区 多摩区登戸

書類をポストに入れた瞬間、きっとこれまで重くのしかかっていた「高額請求への不安」が消え、肩の荷が下りるはずですよ。

漏水による水道料金等の軽減を受けようとする者は、修繕完了後速やかに、川崎市上下水道局長に申請しなければならない。

出典: 川崎市:漏水による水道料金等の軽減制度について – 川崎市上下水道局, 2023年4月1日更新

よくある質問:蛇口の閉め忘れやトイレの漏水は減免される?

最後に、現場でよく受ける質問にお答えします。

Q. 蛇口を出しっぱなしにしてしまったのですが、減免されますか?
A. 残念ながら、蛇口の閉め忘れなどの「不注意」によるものは対象外です。

Q. トイレの水がチョロチョロ流れていた場合は?
A. トイレのタンク内の故障は、基本的には「発見が容易」とみなされ、対象外になることが多いです。ただし、壁の中の配管が原因であれば対象になる可能性があります。自己判断せず、まずは指定業者に調査を依頼してください。

Q. どのくらい安くなりますか?
A. 漏水した水量のすべてが無料になるわけではありません。過去の使用量から算出した「推定使用量」を超える分の、およそ2分の1から3分の2程度が減額されるのが一般的です。
例えば、普段の請求が5,000円で、今回30,000円の請求が来た場合、超過分の25,000円に対して減免が適用され、最終的な支払額が15,000円程度まで下がる可能性があります(※漏水箇所や状況により異なります)。

まとめ:今すぐやるべきアクション

「3万円」という請求額に驚かれたと思いますが、正しい手順を踏めば、その負担を大幅に減らすことができます。

  1. まずは止水栓を閉める: これ以上、水が漏れないようにします。
  2. 「川崎市指定」の業者を探す: ネットの広告だけでなく、市の名簿で確認しましょう。市の名簿(PDF)は非常に長いため、ブラウザの『ページ内検索(Ctrl+F)』を使って、自分の住んでいる『中原区』などの区名で検索するとスムーズに見つかります。
  3. 中原区なら「中部サービスセンター」へ: 修理が終わったら、すぐに書類を提出してください。

高額請求の不安を解消し、平穏な生活を取り戻すために、まずは信頼できる指定業者への相談から始めてみてください。

参考文献

  • 川崎市:漏水による水道料金等の軽減制度について
  • 川崎市:指定給水装置工事事業者名簿
  • 川崎市消費生活センター:水まわりの修理トラブルに注意

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