【自分でもできる】ウォッシュレットの交換方法と必要な工具まとめ

水のトラブル

【自分でもできる】ウォッシュレットの交換方法と必要な工具まとめ

「ウォッシュレットが古くなったから買い替えたいけれど、業者に頼むと工賃が高い…」「自分で交換できるなら、その分いい機種を選びたい」と考えていませんか?

実は、ウォッシュレットの交換は、基本的な工具さえあれば初心者でも30分〜1時間程度で完了できる比較的簡単な作業です。業者に依頼すると1万円〜2万円ほどかかる設置費用を、自分の手で節約することが可能です。

この記事では、元メーカー修理エンジニアの視点から、DIYでウォッシュレットを交換するための準備物、具体的な手順、そして失敗しないための注意点をステップ・バイ・ステップで分かりやすく解説します。

この記事を書いた人
  • お助け隊長ケン

    かつての苦いトラブル経験を原点に、水回りやガラスの修理から害虫駆除まで、暮らしのあらゆるSOSを徹底調査。優良業者選びの専門家として、あなたが「最適な一手」を見つけるための羅針盤となる情報だけを、中立的な視点でお届けします。


この記事の監修者
  • 高橋 健司/住宅設備診断士 兼 テクニカルアドバイザー

    住宅設備診断士 兼 テクニカルアドバイザー。現場経験15年で、累計3,000件以上の給湯器や水回り設備のトラブル診断・修理に携わる。大手住宅設備メーカーで新人研修の講師を5年間担当した経験も持つ。現在は消費者向けウェブメディアで「安全な業者選び」に関するコラムを連載中。「読者の不安に寄り添い、専門的な内容をどこよりも分かりやすく解説すること」を信条とし、家庭の快適な暮らしを守るパートナーとしての視点を大切にしている。

交換前にチェック!DIYで設置できる条件

作業を始める前に、まずはご自宅のトイレがDIYで交換可能な環境かどうかを確認しましょう。以下の条件を満たしていれば、特殊な工事なしで交換が可能です。

  • トイレ内にコンセントがある: ウォッシュレットは家電ですので、電源が必要です。
  • 止水栓が操作できる: 水を止めるための止水栓が壁や床にあり、固着していないことが条件です。
  • タンク付きトイレである: 一般的なタンク付きトイレであれば、ほとんどの市販モデルが適合します。

もし、止水栓が固くて回らない、あるいは水が止まらないといったトラブルが起きている場合は、無理に作業を進めると大きな水漏れ事故に繋がります。そのような緊急事態の対処法については、あわせて確認しておくと安心です。

あわせて読みたい:ウォッシュレットが暴走して止まらない!今すぐ水を止める3ステップと10年寿命の真実

準備するもの:必要な工具と部材リスト

DIY交換に必要なものは、ホームセンターやネット通販で簡単に揃えられるものばかりです。

1. 必須の工具

  • モンキーレンチ: 給水管のナットを締めたり緩めたりするのに使います。
  • プラスドライバー: ベースプレート(本体を固定する板)のネジ締めに使います。
  • マイナスドライバー: 止水栓を閉める際に使用します。

2. あると便利なもの

  • バケツと雑巾: 配管を外す際、管の中に残っている水が必ずこぼれます。床を濡らさないために必須です。
  • 古い歯ブラシ: 止水栓周りの掃除に使います。

【Step-by-Step】ウォッシュレット交換の具体的な手順

それでは、具体的な交換手順を解説します。このセクションでは、安全かつ確実に作業を進めるための流れをまとめました。

Step1: 止水栓を閉めて電源を抜く

まずは作業中に水が噴き出さないよう、止水栓を右に回して完全に閉めます。その後、古い本体の電源プラグを抜き、アース線も外しておきましょう。

Step2: 古いウォッシュレットを取り外す

本体横のリリースボタンを押しながら手前に引くと、本体が外れます。便器に残ったベースプレートもプラスドライバーで取り外します。この際、便器の汚れを掃除しておくと、新しい本体を気持ちよく設置できます。

Step3: 分岐金具を取り付ける

止水栓とタンクを繋いでいる給水管を外し、付属の「分岐金具」を割り込ませます。パッキンの入れ忘れは水漏れの最大の原因ですので、必ず確認してください。

Step4: 新しい本体を設置する

新しいベースプレートを便器に固定し、本体を「カチッ」と音がするまでスライドさせて差し込みます。最後に給水ホースを分岐金具に接続すれば、物理的な設置は完了です。

Step5: 試運転と水漏れ確認

止水栓をゆっくり開き、接続部から水が漏れていないか数分間チェックします。問題なければ電源を入れ、ノズルから水が出ることを確認して終了です。

失敗しないための注意点と水漏れ確認

DIYで最も多い失敗は、やはり「水漏れ」です。特に以下のポイントを徹底してください。

  • パッキンは新品を使う: 以前のものを使い回すと、目に見えない劣化から水が漏れます。必ず付属の新品を使用しましょう。
  • ナットは垂直に締める: 斜めに入ったまま無理に締めると、ネジ山が潰れて修復不能になります。最初は手で回し、最後だけレンチで締め上げるのがコツです。

もし、自分で作業をしていて「配管が合わない」「水が止まらない」と少しでも不安を感じたら、無理をせずプロに相談することも立派なリスク管理です。

FAQ:よくある質問

Q. 賃貸物件でも勝手に交換して大丈夫ですか?

A. 基本的には可能ですが、退去時に「原状回復(元の状態に戻すこと)」が求められます。取り外した古い便座と部品は、捨てずに必ず保管しておきましょう。

Q. 海外製の便器にも取り付けられますか?

A. 海外製や特殊な形状の便器(ワンピース型など)には、市販のウォッシュレットが適合しない場合があります。購入前に必ずメーカーの適合表を確認してください。

Q. 自分で交換すると保証はどうなりますか?

A. 製品自体のメーカー保証は有効ですが、取り付けミスによる水漏れ被害などは自己責任となります。不安な場合は、保証付きの設置業者に依頼するのが無難です。

まとめ:自分で交換して安く快適なトイレへ

ウォッシュレットの交換は、手順さえ守れば決して難しい作業ではありません。自分で交換することで、浮いた工賃をワンランク上の機種代に充てることもできます。

「自分にもできそう」と思えたら、ぜひチャレンジしてみてください。新しいウォッシュレットで、毎日のトイレタイムがより快適になるはずです。

[参考文献リスト]

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