給湯器の水漏れ応急処置｜止水栓の閉め方と業者連絡までの完全ガイド

「給湯器から水が漏れている！どうしよう…」

突然の水漏れトラブル、焦りますよね。しかし、慌てて業者に電話する前に、まずは落ち着いて「被害を最小限に抑えるための応急処置」を行うことが最優先です。

この記事では、給湯器の水漏れを発見した際に、あなたが今すぐ取るべき行動をステップバイステップで解説します。止水栓の閉め方から、危険な状況の判断基準、そして修理・交換業者へのスムーズな連絡方法まで、プロの視点で分かりやすくガイドします。

このページを読みながら対処すれば、二次被害を防ぎ、冷静に次のステップへ進むことができます。

【緊急】まずやるべき応急処置の3ステップ

水漏れを見つけたら、以下の手順で直ちに応急処置を行ってください。

Step 1: 給湯器の運転を停止する

まずはリモコンの運転スイッチを「切」にしてください。お湯の使用を直ちに中止します。

Step 2: 給水元栓（止水栓）を閉める

給湯器本体の下にある配管のうち、「給水元栓」を時計回りに回して閉めます。これにより、給湯器への水の供給が止まり、水漏れが一時的に収まります。

Step 3: 電源プラグを抜く

水漏れが電気系統に及ぶと、ショートや漏電のリスクがあります。安全のため、給湯器の電源プラグをコンセントから抜いてください。

水漏れの原因と危険度チェック

応急処置が済んだら、落ち着いて状況を確認しましょう。

業者への連絡フローと伝えるべき情報

修理・交換を依頼する際は、以下の情報を手元に用意しておくとスムーズです。

• 給湯器の型番: 本体前面のシールに記載されています（例：GT-C2462SAWX）。
• 設置年数: 設置から何年経っているか。
• 水漏れの箇所と量: 「配管からポタポタ」「本体下部からジャージャー」など具体的に。
• エラーコード: リモコンに表示されている場合。

賃貸物件の場合は管理会社へ、持ち家の場合は給湯器専門業者やガス会社へ連絡しましょう。

まとめ：焦らず応急処置をしてプロに相談を

給湯器の水漏れは、放置すると水道代の高騰や階下への漏水など、大きなトラブルに発展する可能性があります。

1. まずは運転停止・止水・電源オフの応急処置を行う。
2. 水漏れの状況と設置年数を確認する。
3. 10年以上の場合は交換を視野に、専門業者へ連絡する。

この手順で冷静に対処すれば、被害を最小限に抑えることができます。まずは安全を確保し、信頼できるプロに相談して、一日も早く安心できる生活を取り戻しましょう。