給湯器が故障し、いざ交換の見積もりを依頼しようとした際、「まずは設置状況の写真を送ってください」と言われたことはありませんか?実は、この写真の撮り方ひとつで、見積もりの正確さとスピードが劇的に変わります。
不鮮明な写真や情報不足な写真では、後から「追加費用」が発生したり、当日になって「設置できない」と判明したりするリスクがあります。この記事では、プロが唸る、そしてあなたが損をしないための「給湯器見積もり用・撮影ポイント5選」を分かりやすく解説します。スマホを片手に、ぜひチェックしてみてください。
1. 型番シール:情報の「心臓部」を鮮明に
最も重要なのが、給湯器本体の側面に貼られている「型番(品番)シール」です。ここには、ガスの種類、号数、製造年月など、見積もりに不可欠な情報がすべて凝縮されています。
文字がはっきりと読めるように、ピントを合わせてアップで撮影してください。反射で見えにくい場合は、少し角度を変えて撮るのがコツです。この情報が正確であれば、業者も即座に後継機種を選定できます。
2. 給湯器の全体像:周囲のスペースを確認
次に、給湯器から1〜2メートルほど離れて、本体とその周辺がすべて収まる「全体写真」を撮りましょう。
業者はこの写真を見て、作業スペースがあるか、排気口の前に障害物がないか、高所作業が必要かなどを判断します。「どこに、どのように付いているか」が直感的に伝わる写真が理想的です。
3. 配管部分:カバーの有無と接続状況
給湯器の下部(または横)から出ている配管部分も重要です。配管カバーが付いている場合は、カバーが付いた状態と、可能であればカバーの中の配管が見える写真の2枚があると完璧です。
配管の材質や接続方法によって、交換時に必要な部材が変わります。ここを正確に伝えることで、「当日になって部材代を追加請求される」というトラブルを未然に防ぐことができます。
4. 排気口と周囲の環境:安全基準のチェック
給湯器の排気口がどこを向いているか、近くに窓や可燃物がないかを確認するための写真です。特にマンションのベランダや、狭い通路に設置されている場合は、排気カバーが必要になるケースがあります。
安全基準(消防法など)に適合した設置プランを立てるために、プロが必ずチェックするポイントです。
5. 台所・浴室のリモコン:互換性の確認
意外と忘れがちなのが、家の中にある「リモコン」の写真です。台所と浴室、それぞれの現在のリモコンを正面から撮影してください。
現在のリモコンの機能(追い焚き、呼び出し、床暖房対応など)を確認することで、新しい給湯器でも同じ便利さが維持できる機種を確実に選定してもらえます。
まとめ:正確な写真が「安心」への近道
これら5つのポイントを押さえた写真を送るだけで、業者は現地調査なしでも「ほぼ確定」に近い見積もりを出すことが可能になります。それは結果として、あなたの手間を減らし、最短当日のお湯の復旧へと繋がります。
「この写真で大丈夫かな?」と迷ったら、少し多めに撮って送ってみるのが正解です。信頼できるプロは、あなたの送った写真から、安全で快適な暮らしへのヒントを必ず見つけ出してくれます。


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